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キャラクターと知的財産 (8)「ピーターラビット」
- 2017/11/10
- コラム「キャラクターと知的財産」
- キャラクターと知的財産, ビジネスコラム
◆ キャラクターと知的財産 (8)
「ピーターラビット」
〈知識レベル 初級★〉
今年は、ピーターラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターの生誕150周年だそうですね。
このピーターラビット、実は世界最古のキャラクターライセンスの対象であるといわれているそうです。今から110年以上も前の1903年にピーターラビットの人形について英国特許を取得して商品化事業を開始しています。きちんと特許を取得している点、参考になります。そして、英国において、ボードゲーム、ハンカチ、ジグソーパズル、カーテン、敷物、室内履き、陶磁器等についてライセンス契約を締結していったそうです。
ピーターラビットの絵本シリーズは、100年以上にわたり世界中の人々に愛され続けています。当然、日本でもピーターラビットの商品化事業については、ライセンスエージェントによって管理されております。商品化ビジネスでは管理が非常に大切です。
(石塚特許商標事務所 弁理士・石塚勝久)
《石塚勝久氏・プロフィール》
1973年生まれ。2000年に大手特許事務所に入所。国内外の商標・意匠業務を専門に扱う。2015年に独立し、石塚特許商標事務所を開設。日本弁理士会商標委員会委員。
当コーナーは、キャラクターにまつわる法律問題についての連載コラムです。
キャラクタービジネスに関わる初級・中級・上級者に向け、不定期に掲載します。
キャラクターを守る知的財産権のプロフェッショナルの弁理士・石塚勝久氏に、わかりやすく教えていただきます。是非、お楽しみください。
過去の連載は、こちら から見られます。
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