コロナ収束の願いを運ぶ「アマビエトラック」が話題！イラスト制作「東京モノノケ」さんインタビュー

東京モノノケアマビエ

コロナウィルス収束の願いを込め、SNS上では妖怪「アマビエ」のイラストやグッズが続々投稿されています。そんな中、大分県の運送会社「一番運輸」さんがトラックの荷台にアマビエのイラストをプリントしたことが大きな話題になりました。

「アマビエトラック」は大分から関東までを走行し、「街で見かけたらしあわせになれそう！」とよろこびの声が多くあがっています！

☆アマビエトラックがリレー形式の取り組みになりました！
第2弾のイラストを担当した中村杏子さんのインタビューはこちらからお読みください↓↓↓

2020.05.12

Ⓒ中村杏子車体にアマビエをプリントしたトラックが走る「アマビエトラック」の取り組みは、当Webでもインタビューを掲載したイラストレーター「東京モノノケ」さんと一番運輸さんのトラックがきっかけで始まりました。 ▶...

【お知らせ】以前 #アマビエタグでツイートしたイラストを、大分県の一番運輸(株)さまがなんと会社の長距離トラックにプリントしてくださいました！病気の退散を祈って、荷物とアマビエを載せて全国を走ります。見た方が少しでも楽しい気分になってくれれば幸いです。 pic.twitter.com/xoIsPIvCUn

— 東京モノノケ (@tmnk_illust) April 8, 2020

「アマビエトラック」はどういった経緯で生み出されたのか。
元となったアマビエのイラストを描いたイラストレーター・東京モノノケさんにお話を聞いてみました！

東京モノノケ（オニハ外）

東京モノノケ（@tmnk_illust）さん
【プロフィール】
文化財と妖怪などを好むイラストレーター。
静山社刊「もののけ屋」シリーズカバー・挿絵イラスト
KADOKAWA刊「ラノベ古事記」カバー・挿絵イラスト
ベネッセコーポレーション「いぬのきもち」挿絵
静岡市ご当地キャラクター「今川さん」デザイン
ほか

「アマビエトラック」のイラストを手がけたイラストレーター・東京モノノケさんインタビュー

編集部：アマビエはいつ、どういったきっかけで描かれたのですか？イラストに込めた思いをお聞かせください。
東京モノノケ：アマビエのイラストは今年3月頭にツイッターの「#アマビエ」タグを知り、妖怪のイラストで少しでも見た人の心をほぐすことができればと思い描いたものです。描く上では、できるだけ見た人に明るい印象をあたえられるように心がけました。

編集部：新型コロナの発生以前から、アマビエのことは知っていたのですか？
東京モノノケ：水木しげるさんの絵や小説のキャラとして知っている程度でした。

編集部：一番運輸さんからイラスト使用の依頼を受けた際のお気持ちは？
東京モノノケ：一番運輸さまの「疾病で疲弊している日本を元気づけたい」という思いに感銘し、少しでもお力になれればと思いました。
また、運輸業の方々のお手伝いをしたいという気持ちもありました。

編集部：アマビエトラックの反響はいかかでしたか？　また、商品化の問い合わせなどもありますか？
東京モノノケ：twitterで沢山の反応をいただいたのみならず、同様にアマビエのイラストを使用したいというお声や取材の依頼など、想像をはるかに超えた反響がありました。グッズ化のお話もいくつかいただきましたが、現時点では金銭取引の発生する商品への利用は基本的に止めさせていただいております。

編集部：東京モノノケさん、ありがとうございました！

（メールインタビュー：2020年4月25日）

一番運輸さんの思いに感銘を受け、イラスト使用を快諾されたという東京モノノケさん。
思いをのせて走る「アマビエトラック」が荷物と一緒に全国に届いていく様子をぜひ目にしたいですね♪

【おまけ】
実はこの下のイラスト（↓）にもアマビエ様が隠れています！
どこにいるかわかりますか？ 東京モノノケ（花咲2020）