ドイツ文房具見本市 第5回Insights-X(インサイツX)が2019年10月に開催

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シュピールヴァーレンメッセ社は4月17日、東京・六本木ヒルズクラブで、文房具専門見本市 Insights-X(インサイツX)の説明会「ダイアローグ」を開催した。冒頭にシュピールヴァーレンメッセ社社長のエルンスト・キック氏が挨拶し、来日の喜びを語った。

シュピールヴァーレンメッセ_エルンスト・キック
マーケティングマネジャーのヴェレーナ・ウルプシャット氏がプレゼンテーションをした。
シュピールヴァーレンメッセ_ダイアローグ

「インサイツX」は、紙製品・事務用品・筆記具業界の専門見本市。ステッドラーなどの主要文具メーカーからの要望を受け、立ち上げられた。毎年10月にドイツのニュルンベルクで開催され、今年で5回目。秋の開催は次の年に向けた新製品を披露するのに最適で、「Back to School」(新学期用品)セグメントを今後、一層強化していく。
次回 第5回インサイツXの会期は、2019年10月9日〜12日。
 Insights-X

2018年 第4回 インサイツX 参加者動向

【来場者】
2018年の第4回インサイツXには、世界92カ国から5,512名が来場。来場者の86%が購買決定権を持ち、来場者の43%が見本市期間中ないし直後にオーダをした。
地域別の内訳では、ドイツ国内からが56.5%、ヨーロッパ各国からが33%、その他地域からが10.5%。回を重ねるごとに国際性が豊かになっているという。

【出展社】
世界39カ国、311社が出展。出展社の74%が同展を「とても重要なマーケティング活動」と位置づけている。出展社の72%が2019年も出展を予定。

2015年の開催から順調に成長を続ける同展。来場者は2015年比26%増、出展社は同比65%増、展示面積は同比65%増と、すべてが拡大している。

インサイツX_PILOT PEN

インサイツX_ワコム

インサイツX_ステッドラー

インサイツ・アリーナ(InsightArena)

『インサイツ・アリーナ』では、ワークショップスペースや参加型イベントが多数開催され、ブースでの商談以上のことを提供する場として好評を博している。今回は『インサイツ・アリーナ』に新たに『パートナー・ラウンジ(PartnerLounge)』とフードコートが登場する。
インサイツ・アリーナ

展示会場が一新され、新築のホールを使用

インサイツXの総展示面積は26,000㎡。ホール1・2・3Cを使用し、来場者にやさしいコンパクトな動線となっている。
ニュルンベルクの見本市会場に新しくホールが建設されたことにより、インサイツXの展示会場も一新。今まで使用していたホール3に代わり、今年から新築のホール3Cが使用される。ちなみに、このホール3Cも世界的に有名な建築事務所「ザハ・ハディット・アーキテクツ社」の設計によるもので、広さは3千㎡、ガラスのファサードからの自然採光が出展社にも来場者にも心地よい展示空間となっている。最新デザインのホール3Cは、今までも使っていたホール1と2からの動線も完璧。インサイツXを運営するシュピールヴァーレンメッセ社社長のエルンスト・キック氏は、「これにより、ご来場のお客様によりコンパクトな動線をご案内できるようになりました。見本市会場を簡単にくまなく歩いてまわれるのです」と語る。

6つの製品グループに有名ブランドが出展

2019年の第5回インサイツXには、有名ブランドを保有する大企業や設立して間もない新興企業など、様々な企業がすでに出展を申し込んでいる。会場を以下の6つの製品グループに分け、商品を展示する。

◆ 製品グループ【デスク周り】
スタンプのメーカー、トロダット社とコロップ社が初出展。

◆ 製品グループ【筆記用具と関連製品】
ダーレやモロトウ、アリスト、クロス、シェッファーなどのブランドを展開するシュナイダー・ノーヴス社が新製品を紹介する。この製品グループでは、クレオスクリベント社、カヴェコ社、ジョリーブランドを展開するブレヴィリエール・アーバン&ザックス社など、初回から参加している出展社も多数。

◆ 製品グループ【アーティスティック、クリエイティブ】
オランダ企業のロイヤルターレンス社が『サクラ』ブランドで初の出展。デザインマニュファクチャーベルリン社は、カードのデコレーションスタンプの他に大都市のスカイラインがモチーフとなったギフト用テープも出展する。

◆ 製品グループ【紙、ファイル】
スイスの事務用品メーカー、コルマ社が初出展。社名が新しくなったシュタウフェン・プレミアム社もメモ帳、ノート、収納文具の豊富なラインナップを紹介する。

◆ 製品グループ【バッグ、小物】
レッシッヒ社が色鮮やかなリュックサックで初登場。その他に、スイスデジタルブランドで有名なウェアラブル・インテリジェント・ジャーマン社が再び出展。ブース面積を拡大して、肩紐からスマートフォンの充電ができるリュックサックやバッグの魅力を存分に伝えられるようになった。

◆ 製品グループ【紙製品、ギフト用品】
ドイツを代表するカレンダーのメーカー、ツェットラーカレンダー社が出展。その他に、ベルギーのアンファンテリブル社が豊富なグリーティングカードを初めて出展する。

Insights-X(インサイツX)とは

インサイツXは、紙製品・事務用品・筆記具業界の専門見本市。毎年10月にニュルンベルクで開催され、業態の規模を問わず、ブランドやメーカーが一堂に会する。オフィスや学校、そして家庭やあらゆるアーティストが必要とする材料などの製品が数多く展示される。次回の会期は、2019年10月9日〜12日。
インサイツX

Spielwarenmesse eG(シュピールヴァーレンメッセ社)とは

シュピールヴァーレンメッセ社は、見本市を運営するほか、玩具を始め様々な消費市場をマーケティングするサービス・プロバイダーで、ドイツ南部の都市ニュルンベルクに所在する。世界最大規模を誇る国際玩具見本市であるシュピールヴァーレンメッセのほか、ムンバイでKids India、ニュルンベルクでInsights-Xを主催している。そのほか、アジアやロシアなどドイツ国外で開催される玩具専門見本市に共同出展案内するプログラムWorld of Toys by Spielwarenmesse eGも展開している。シュピールヴァーレンメッセ社は世界90カ国以上に代表部を置いているほか、上海市場専門の上海支社、インド市場専門のインド支社がある。ロシアではKids Russiaを主催するGrand Expo社に協力している。子会社のDie roten Reiter GmbH社は、ニュルンベルクに住所を置くコミュニケーション・エージェント。

Spielwarenmesse eG /写真:Christian Hartlmaier

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