久月(東京都台東区)は、5月5日の端午の節句を迎えるにあたり、今年活躍が期待される人物をモチーフにした五月人形「今年の期待大将」を制作。3月28日に発表した。
「今年の期待大将」は、「そのモチーフになった人が活躍し世の中を明るくさせてほしい、国民に感動と元気を!」という願いを込めて毎年制作されている。
※制作は1点限定・非売品
第7回目となる今年は、4月1日の新元号を発表する「安倍総理×菅官房長官」と、テニスの世界ランキング1位に輝き、“なおみフィーバー”を巻き起こした「大坂なおみ選手」の2組3体。
安倍総理と菅官房長官の手には、一般募集した新元号予想クイズの最多応募となった「安久」の文字。4月1日の発表後はパネルの文字は新元号に変わる。4月2日以降は下記にて展示公開を予定している。
「今年の期待大将」展示公開予定
■そごう横浜店 8階五月人形特設会場内
会期 4月2日(火)〜7日(日)
時間 10:00〜20:00
■西武池袋本店 本館7階五月人形売場
会期 4月9日(火)〜14日(日)
時間 10:00〜21:00(日曜日は21:00まで)
【期待大将テーマ】
■「新元号は何?未来に期待大将」 安倍晋三総理×菅義偉官房長官
平成に代わる新たな元号が4月1日に官房長官より発表されることが決定し、新しい時代が始まる。
新元号の発表とともに、より良い未来になることに期待を込めて制作した。
■「セリーナに続け!期待(姫)大将」 大坂なおみ(テニス)
2018年の全米オープンで日本人初のグランドスラムタイトルを手にし、続く2019年の全豪オープンでも優勝。男女を通じてアジア発のシングルス世界ランキング1位にのぼりつめ、本人も憧れているセリーナ・ウィリアムズを超えてほしいという期待を込めて、初めて姫大将として女性を選出した。
飾りとして両脇に添えた鯉のぼりは、鯉は滝を登り龍になる伝説から〝登り龍〟のごとくの活躍を表現した。
端午の節句とは
端午の節句は「男の子の成長と幸せを願い、厄祓いを行う風習」。現代では「こどもの日」として祝われる5月5日にあたり、江戸時代頃より広く庶民の間にも広まり、男の子の健やかでたくましい成長を祈る様になった。兜や鎧を飾るのは、武家社会から生まれた風習で、江戸時代に入り泰平の世となってからは、子供の身を守り災いがかからない様にという願いを込めて、鎧や兜を飾る風習が広がった。赤ちゃんの“お守り”として災いを祓い、逞しく立派に育つ様に、幸運に恵まれる様にという思いを込めて飾る。
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