◆ヴァーチャル広告代理店がサンスター文具「DELDE（デルデ）」をPR

バンダイナムコエンターテインメントは、プロモーション専用キャラクターによるヴァーチャル広告代理店プロジェクト「城崎広告」を始動した。
「城崎広告」は、プロモーション専用キャラクターが所属するヴァーチャル企業。実在の企業のリアルな商品のPRをするという、これまでにないチャレンジだ。バンダイナムコエンターテインメントは、このプロジェクトでの新規事業を創出するともに、ユーザーやクライアント企業と共に、同活動を通じて新規IP※を創出・育成していく。将来はゲームを含めた商品化も目指していく予定。
※IP(intellectual property): 知的財産

「城崎広告」がPRする第一弾商品は、サンスター文具より発売中のスライドペンポーチ「DELDE」。
「DELDE」は2016年2月に発売し、現在も女子中高生を中心に大人気となっている商品。発売前より多数のメディアに放送・掲載されたことで、発売と同時に商品が一気になくなる状態になり、半年間生産が追いつかず、品切れ状態が続いた。ネットでは定価の4倍の価格で取引されるほどだった。累計販売数は100万個に届く勢い。
今回、ターゲットの拡大と販売強化を目的として、20代女性をターゲットとしたPRを3/10より8週間にわたって展開する。特設サイトを中心に、毎週「DELDE」の魅力をアピールする様々なコンテンツを展開していく。

サンスター文具の「DELDE」

2/22、バンダイナムコ未来研究所で行われたプロジェクト発表会では、サンスター文具の奥山峯雄常務取締役が登壇し、「DELDEのユーザーである学生とともにDELDEというブランドも成長し、大人のブランドにしていきたい。そういった意味で城崎広告という新しいプロモーションが合っている」と語った。

◆SNSと複数のサイトで多角的に情報を発信
「城崎広告」は、城崎社長と個性的な社員9名で構成されている。PR・活動の歩みを全て、Twitter、３種のWEBサイトで随時発信。仕事内容をドラマ仕立てで展開していく。

・「城崎広告」Twitter アカウント
城崎広告（公式）：@shirosakiad
Twitterでは、プロジェクトの更新情報、社員の日々の仕事中のひとことなどをタイムリーに発信。このアカウントをフォローしてくれた人たちを「チアリング社員」と呼び、城崎広告の活動を見守り、応援してもらう。

・「城崎広告」公式サイト　http://shirosakiad.com/
いわゆる一般的な企業サイトで、事業概要や社員紹介など、ヴァーチャル企業としての活動を見せる。

・DELDE×「城崎広告」PR サイト　http://shirosakiad.com/pr201701
城崎広告がPRを請け負う商品ごとに開設する特設サイトで、PR期間中は毎週更新し、商品の魅力をより深く伝えていく。

・「城崎広告」社員専用サイト　http://shirosakiad.com/portal/
同プロジェクト最大の特徴が社員専用サイト。通常の企業の社内ポータルサイトの体裁で、議事録や連絡事項など、「城崎広告」社員の日々の活動を掲載していく。彼らの頑張りや成長、成功など仕事の現場をこのサイトを通じてドラマ仕立てで見せることで、個々のキャラクター性に共感し、彼らを応援するファンづくりを目指す。

城崎社長

これが「城崎広告」の個性的な社員たち。

サンスター文具の奥山峯雄常務取締役は、自らも「チアリング社員」（Twitterのフォロワー）となって、城崎広告の応援を呼びかけた。

※この記事は、バンダイナムコエンターテインメントのプレスリリースと発表会の取材を基に作成しています。
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