「誕生15周年記念 くまのがっこう展」を開催 加藤綾子さんが来場!
今年15周年を迎えた「くまのがっこう」。あいはら ひろゆきさん(文)と、あだち なみさん(絵)のふたりによって、2002年に誕生した。
12ひきのくまの子の11番目までは男の子、最後の12番目のおてんばで泣き虫な女の子がジャッキー。絵本『くまのがっこう』シリーズには、このジャッキーを中心にした、あたたかな日常の世界が描かれている。2017年1月にはシリーズ15作目となる最新作『ジャッキーのしあわせ』を発行。累計販売部数は220万部(2017年4月1日現在)を超える。
4月19日〜5月8日、松屋銀座イベントスクエア8階で「誕生15周年記念 くまのがっこう展」を開催中。選りすぐりの絵本原画約200点を一挙に展示。さらに、展覧会のために描き下ろした原画の創作風景の映像も初公開している。「くまのがっこう」の世界の「原点と“今”」を楽しめる。
■「誕生15周年記念 くまのがっこう展」開催概要
展覧会名:誕生15周年記念 くまのがっこう展(東京会場)
会期:2017年4月19日(水)〜 5月8日(月) ※会期中無休
会場:東京・松屋銀座/8階イベントスクエア
開場時間:午前10時~午後8時(最終日は午後5時閉場、入場は閉場30分前まで)
主催朝日新聞社、バンダイ、フジテレビジョン、松屋
協力:キャラ研、ブロンズ新社、くまのがっこうPTA、映画くまのがっこう製作委員会、ルルロロ製作委員会
協賛:バンダイナムコホールディングス
入場料 (税込):一 般1,000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円
※同展は、8月5日〜15日、藤崎(宮城県仙台市)でも開催予定。
■初公開!貴重なラフスケッチや資料を展示
■オープニングイベントに加藤綾子さんが登場
展覧会開催前日の4月18日、会場でオープニングイベントを開催。スペシャルゲストとしてフリーアナウンサーの加藤綾子さんが登場した。作者のあいはら ひろゆきさん、あだち なみさんと、くまのがっこうの魅力について語り合った。
最新作『ジャッキーのしあわせ』では、あかちゃん牛の「ミルクちゃん」が誕生し、ジャッキーがその成長に立ち会う。
作者の2人は、最新作に「しあわせ」をテーマに選んだ理由、しあわせとは何かを語った。
「しあわせ」について語り合う3人。
あいはらさん
「僕にとって絵本というのは、しあわせなメディア。一番しあわせを感じるものなんじゃないかと思う。夜寝るときに、お母さんやお父さんが自分の声で子供に読んであげて、それを子供が感じて、気持ち良く眠る。お父さんお母さんの愛情みたいなものが作品に伝わっていく。そういう意味でしあわせというのがこのシリーズに一番ぴったりなテーマだろうと思います。
(主人公の)ジャッキーにとっての『しあわせ』は何だろう?と考えたら、新しい命と出会うこと、その命の成長と立ち会うこと。それはジャッキーにとってひとつ階段を昇ることだと思うんです。そういう仲間が増えていく、そしていつもの暮らしに戻っていく。そういうしあわせを体験させてあげたいなと思って、書きました。」
あだちさん
「いろんな立場の方がいるので、これがしあわせって決まったものはないと思っていて、決めつけたりしないで感じてもらえたらいいなと思って、そういう気持ちで書きました。それぞれの感じ方で見てもらえるのが絵本かなと思ってます」
加藤綾子さんの「しあわせ」は、「2歳の姪っこと過ごす時間」。
「いつかお母さんになったら、子供にたくさん絵本を読んであげたい」とも話した。
4月生まれの加藤さんに作者の2人から、しあわせなサプライズプレゼント(原画)が贈られた。
Ⓒ BANDAI
スポンサーリンク
Copyright © 『ファンシーWeb』(ファンシーショップ紙 公式WEB) All rights reserved.