キデイランドが食品事業に参入! 東京駅にテイクアウトスイーツ店をオープン

◆テイクアウトスイーツ店「mimi et bon」がオープン

2017年7月25日、キデイランドの新業態店、テイクアウトスイーツの「mimi et bon(ミミエボン)」がオープンした。「すみっコぐらし」初の単独オフィシャルショップ「すみっコぐらし shop 東京駅店」に併設された約10坪の小さな店舗に、小さな焼菓子「キッシュシュクレ」がずらりと並ぶ。
なぜ、キデイランドがスイーツを? 間宵薫社長に聞いた。

キッシュシュクレ

「ぺんぎん?」「ねこ」「とかげ」のクッキーが乗った、キッシュシュクレ

間宵社長

キデイランド 間宵社長

◆ 積年の思いが実現
-新業態のテイクアウトスイーツについて教えてください。
5年ほど前から社内会議などで、新しい事業を展開したいと話していました。弊社のミッションは、驚きや楽しさ、そして常に何か新しいことを提供すること。そう考え、新事業について色々と検討をしていたのですが、そのときに世の中ではキャラクターカフェが大変なブームとなっていて、キャラクターグッズを扱う弊社としては悔しい思いをしておりました。
そんな中、東京キャラクターストリート(東京駅地下街)で、「すみっコぐらし」の初の単独店舗を出そうというお話を頂きました。約30坪のスペースで、物販だけをやるには広すぎる、でもカフェと物販をやるには狭い。そこで、テイクアウトでスイーツを提供することにしたのです。ずっとやりたかった飲食事業に挑戦するチャンスが、今訪れたのだなと思いました。

ミミエボン店舗外観

「すみっコぐらしshop」に併設された、テイクアウトスイーツ店「mimi et bon」

◆ 小さくて、かわいくて、おいしい
-店舗のコンセプトを教えてください。
「小さくて、かわいくて、おいしい」がコンセプトです。
直径約7センチの小さな焼菓子「キッシュシュクレ」に私たちのこだわりを詰め込みました。ひとめ見て「あっ!かわいい」、ひとくち食べて「わっ!おいしい」とみんなが笑顔になるスイーツです。
「mimi et bon(ミミエボン)」という名前には「小さい」「おいしい」、そして、「自分たちが生み出したかわいい子どものような存在」という思いを込めています。
それと、「ミミエボン」という音の響きも良く、気に入っています。たくさんの方に声に出して呼んで頂ける、長く愛されるブランドに育てていきたいと思います。

ミミエボン看板

◆ かわいいのはもちろん。おいしさでも勝負。
キデイランドがやるからには、かわいいというのは当然のことですが、おいしさにもとことんこだわりました。期間限定ではなく常設の店舗でずっと売り続けるものなので、おいしくなければ二度三度は買って頂けませんから。何度でも食べたいと思って頂けるおいしさです。
-すごい自信ですね。
はい。本当にすごくおいしいので、仮にキャラクターが付いていなかったとしても、十分やっていけるレベルだと自信を持っています。
-では、商品について教えてください。
ミミエボンは、サクサクのパイ生地にふわトロのチーズクリームをたっぷり詰め込んだ「キッシュシュクレ」の専門店です。3個入り1箱797円(+税)で販売します。
外側のパイは、特殊製法による「折りパイ」と「練りパイ」の中間生地で、時間が経ってもしんなりせず、サクサクの食感を保ちます。クリームは、北海道マスカルポーネとニュージーランドチーズにレモン果汁を加えた、濃厚ながらさっぱりとした味わいです。店舗でひとつひとつ焼き上げ、急速に冷やすことでおいしさを閉じ込めています。周りの生地は甘くなくて、クリームも甘さ控えめなので、男性でも食べやすいですし、子どもから年配の方まで、どんな方にも喜んで頂けるスイーツだと思います。
試行錯誤を繰り返し、ようやくこの味にたどり着きました。何度も何度も作り直しては、本部の社員たちで試食をしました。クリームにレモン果汁を何滴入れるか、焼いた後すぐに冷やすかどうかでも、味が大きく変わるのです。最後は私がこの味で行こうと決めました。

キッシュシュクレ

サクサク生地にふわトロのクリームがたっぷり

 

◆ 同じ思いを持つ仲間
-飲食業の方と話をしているみたいです。ここは本当にキデイランドですよね(笑)?
飲食事業を始めようと考えたときに、例えばフランチャイズやコンサルタントなど色々な方法を検討したのです。その結論として、キデイランドオリジナルのスイーツを作り、自前で運営していこうと決めました。
もともと管理栄養士免許を持っていた社員がいて、彼女は埼玉羽生店の店長をしていたのですが、キャラクターカフェや飲食事業にも詳しく、おいしいスイーツを作る技術も持っていました。彼女を「ミミエボン」の専任スタッフに据えました。
さらに食のプロとしての経歴を持つ人材も新たに採用しました。ヨーロッパのレストランで3年の修行を積んだ飲食業界で20年の経験を持つ職人が、私たちの思いに共感し、仲間に加わりました。ミミエボンは彼にとっての挑戦でもあります。食べ物に、安全・安心・美しい・おいしいだけでなく、「かわいい」を取り入れた新しいビジネスに挑戦したいと、熱い思いを持って取り組んでくれています。

キッシュシュクレ_たくさん

◆ 「すみっコぐらし」とコラボレーション
-「すみっコぐらしのテイクアウトスイーツ」かと思っていたのですが、「キデイランドのテイクアウトスイーツ」なのですね。
そうです。キデイランドの新ブランド「ミミエボン」の第1号コラボレーションが「すみっコぐらし」だということです。店舗の看板にも「すみっコぐらし × mimi et bon」と表記しています。「すみっコぐらしのテイクアウトスイーツ」という位置づけなら、「ミミエボン」というブランド名も必要ないですよね。
「すみっコぐらし」は今年で5周年を迎えた、人気急上昇中のキャラクター。大人から子どもまで、大変多くの方々の共感を得ており、嫌いと思う方がいないのではないかというキャラクターです。その「すみっコぐらし」とコラボレーションということで、キッシュシュクレに「ぺんぎん?」「ねこ」「とかげ」のクッキーを添えました。キッシュシュクレの下に敷いたグラシンカップにも「みにっコ」がかくれています。箱と紙袋もかわいいので、お土産にもぴったりです。

キッシュシュクレ_紙袋_箱_3個詰め

3個入り1箱797円(+税)

◆ カフェ事業も視野に
-飲食事業のこれからの展開を教えてください。
テイクアウトスイーツの「ミミエボン」1号店を軌道に乗せて、2号店、3号店も出店していきたいと思っています。ただ出店に関しては、条件の良い立地で良い話があればという、ご縁による部分が大きいですね。まだ希望という段階ですが、「ミミエボン カフェ」も実現したいです。数ヶ月周期でコラボレーションするキャラクターが変わるようなカフェをイメージしています。そのためには、まずノンキャラクターでも成立するような、ベースとなるカフェを作る必要があると思っています。

◆ 成長の5年から飛躍の5年へ
おかげさまでこの数年は好調に売上が推移しており、2015年度まで4期連続で増収となりました。2016年度(2017年3月まで)は大阪梅田店が改装で2カ月半休業していたため、増収とはなりませんでしたが、企業として成長を感じています。
弊社は10年ほど前、非常に厳しい時代がありました(キデイランドは2007年、タカラトミーの子会社となった)。そんな状態だったところから、2008年、「スヌーピータウンショップ」、「リラックマストア」をオープン。これらキャラクター専門店が当社の成長の柱となりました。そして、2012年に原宿店の立て替えリニューアル、2017年4月に大阪梅田店の改装リニューアルと、旗艦店がパワーアップしました。
だいたい5年スパンで物事を捉えると、前の5年が「成長の5年」、そして現在は「飛躍の5年」にあると考えています。その飛躍の柱となるよう、「ミミエボン」を育てていきたいと思います。

間宵社長_すみっコぐらしshopにて

(取材日:2017年7月18日)

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